鍼・灸(はり・きゅう)治療

当院では鍼灸治療は症状により、以下の2つに分け治療にはいります。

西洋医学的観点

①トリガーポイント鍼治療

東洋医学的観点

②経絡・経筋治療

トリガーポイント鍼治療

西洋医学的アプローチで、硬くなった筋肉の中にできるシコリ(硬結)のような物質を探り、触わるとグリグリ・コリコリして押すとズーンと響くような感覚が、局部や離れたところに起きます。症状が重い方は、局所単収縮反応という筋肉の反射がおきます。(鍼をした筋肉がビクビクっと跳ねる感じです)。トリガーポイントを原因とする痛みや痺れは、トリガーポイントの中でも、「責任トリガーポイント」に、的確に鍼を打って「局所単収縮反応」を出すことが大切です。その高い鎮痛効果から世界中の医師や学者、施術者などによって長年研究されてきています。

トリガーポイントとは

頭痛、肩こり、寝違え、五十肩、テニス肘、ぎっくり腰、坐骨神経痛、などの運動器疾患

経絡・経筋治療

東洋医学的アプローチで、こじれて慢性化した症状に効果的です。一般に歳を重ねれば自然治癒力は衰え回復には時間がかかります。慢性化してから治療をしても症状は戻りづらいものです。それはそれだけ原因が深く広くなっており痛いと訴えるところが原因ではなく、むしろそこから離れたところに原因があることがほとんどです。経絡・経筋治療では、痛いところから離れた四枝(上肢・下肢)にあるツボ(経穴)に、1ミリ位の鍼刺激をするだけで即座に改善したりします。

【このような症状に効果的です】

肩こり 坐骨神経痛 などに効果的

痛み(頭痛、背部痛、腰痛、四肢痛、腹部痛)、痛覚過敏、コリ、冷え、関節が動かしづらい、力がはいらない、しびれ感、発汗異常、姿勢異常、めまい、耳鳴り、全身疲労、血管収縮による腰、足の冷えなど

 

カイロプラクティック

「カイロプラクティック」とは、自然の法則にしたがって手によって骨格構造を調整し、神経のトーンを整え、イネイト(先天治癒能力)を働かせる治療法です。アメリカにおいて1895年D.D.パーマーにより創始されますが、その後さまざまなテクニックが開発されました。いずれもそこには哲学・科学・芸術が集約されており、方法は多様であっても背柱・骨盤を中心にメジャー(根本の問題部分)を検出し、そこを正常にし、神経のトーンを調整することが最大最良の治療となります。

オステオパシー

「オステオパシー」とは、1874年に当時外科医であったDr.スティルにより開発された治療体系であります。アメリカでオステオパスは、ドクター・オブ・オステオパシックメディスン(D.O)と呼ばれる称号を有している医師です。
機能解剖学、機能生理学、病理臨床学においては、全体論的な非常に優れた理論体系を有し、骨・関節・筋(膜)・内臓・神経・血管・リンパ・頭蓋等、全ての器官に対してアプローチする技術があり、特に「膜(fascia)」に対する造詣とその緻密な治療テクニックは、多くの疾患に対する解決法へと導く限りない可能性をもつものと思われます。

AKA療法

「AKA療法」とは
(Arthro Kinematic Approach)の頭文字から取ったもので、要約すると、関節運動学に基づく治療法で、関節の遊び及び関節面の滑り、回転、回旋などの関節包内運動を改善する治療技術です。日本語に直すと「関節運動学的アプローチ」という意味になります。関節ひとつずつを関節運動学に基づいて動かすため、狙った関節を的確かつ正確に動かすことが可能で、結果的に誤操作がなくなり、非常にリスクの少ない治療法なので骨粗鬆症や妊婦さんでも安心安全だと言えます。

仙腸関節

この治療法で特徴的なのは「仙腸関節」という骨盤にある関節を特に重要視していると言うことです。上半身と下半身を繋ぐ重要な関節なので体重の重みに耐えかねて、あるいは仕事の姿勢、運動などにより機能異常(分かりやすく言えば『ズレ』)を起こしやすい場所です。 関節運動学的には、この仙腸関節は1~2ミリ程度の遊びがある関節ですが、この遊びがなくなった状態が関節機能異常です。この関節機能異常は、Ⅹ線には写りませんから病院でレントゲンを撮っても『骨に異常はありません』という診断をされてしまいます。病院に掛かったものの原因がわからず、湿布と鎮痛剤を出されただけだった、などが起きるのはこの為です。

その他の療法

操体法、三軸修正法、ダイナミックロトセラピー等の療法も使用します。

以上の各テクニックで原因を判断しながら、症状に合わせその人の体に最適な治療をおこないます。

一番大切なことは、まず体の痛みをとることです。痛みの原因はさまざまなアプローチで究明し、症状だけを追わず、原因を治療することです。原因は、問診や触診、徒手検査、神経学的検査などでわかることもあれば、治療中に判明したり、感情の問題がからんでることもあります。原因さえわかればあとはアプローチ法を選んで開始するだけです。

治療は段階をへて症状を取り除いていきます。長く患った場合は原因も複雑に絡み合い、多くの場所を治療する必要があるでしょう。原因が単純であれば、一度のアジャストで症状が取れることもあります。痛みが取れれば動きや姿勢がある程度改善し、次の段階に進みます。

症状を取ることは目的のひとつではありますが、治療の本当の目的は健康で快適な生活、そして病気にならない強い体をつくることです。
好きな趣味に没頭できる、仕事がバリバリできる、思い通りにスポーツができる、夜ぐっすり寝て朝は気持ちよく目がさめる。そのためには、まず痛みを取り、きれいな姿勢・しなやかに運動できる骨格と筋肉を、各テクニックで引き出すことが大切です。
姿勢がきれいになり、しなやかな運動ができると身体のあらゆる流れがいっせいに改善しはじめます。神経の流れ、血流、リンパの流れ、脳脊髄液の流れ、細胞間質液の流れ、経絡上の気の流れ、それらは生きている体をはぐくむエネルギーの流れです。

治療の際は、体の状態や気になること、何でも聞いてください。わかる範囲でお答えします。またそんな会話の中から本当の原因を発見し、治療アプローチのヒントになることがよくあります。

【このような症状に効能効果があります】

  • むち打ち症
  • 寝違え
  • 五十肩
  • 肩こり
  • 手足のシビレ
  • 肘の痛み(野球肘・テニス肘)
  • 腰の痛み
  • 膝、足の痛み
  • 産前産後の腰や股関節の痛みなど

酸素カプセル

酸素カプセル

酸素カプセルに一定の時間入ることで、身体内の酸素量が増やし、末梢にある細胞まで酸素を行きわたらせ基礎代謝能力を高めます。効率的に酸素を使うことが可能になることで、身体機能が向上され、健康増進につながります。ケガの早期回復以外にも、肉体・眼精疲労の回復、睡眠不足やストレスの解消、老化防止、冷え性改善、美肌・美容の促進等の、さまざまな効果が期待出来ます。

【酸素カプセルの効能】

①リハビリ・ケガの回復補助
高気圧酸素により血液循環が向上し、本来身体が持つ自然治癒力が高まります。
②疲労回復・二日酔いに
疲労の直接的な原因・乳酸、二日酔いの原因・アセトアルデヒドを分解します。
③美肌効果・ダイエット
酸素が十分に供給されると新陳代謝が活発になり美肌・ダイエット効果が期待できます。
④免疫力アップ
普段の生活で体内に取り込んだ有害物質や化学薬品を分解排除する機能を高めます。
⑤冷え性
溶解型酸素が手先足先の毛細血管まで行き渡り、手足の血液の巡りを良くし、冷え性の改善が期待できます。
⑥若返り効果
高い圧力をかけ体内に活性水素を発生させることで、しみやしわなどの老化の原因となる活性酸素を中和させ、老化防止を図ります。

すべての病気の原因は酸素欠乏症である

ー 野口英世 博士 ー

交通事故の治療の方に限り
早期回復のため
「鍼灸治療」と「酸素カプセル」を
無料(0円)で提供しております。

身体のメカニズム

置性系(landing system)=身体を支える土台となるシステム

足・膝・股関節など重心バランスをとる
踏ん張り系

置性系(landing system)における平衡バランスシステム

置性系の平衡バランスシステムには深部感覚(関節にあるセンサー)、内耳(三半規管)、小脳でのフィードバック・フィードフォワード機能があります。これは、神経系の伝達回路で、置性系である足・股関節が主に土台として働いています。この神経系の伝達速度はゆっくりではありますが基本的で重要なバランスシステムです。

吊性系(sling system)=左右の重りを支点で支えるヤジロベエ式復元システム

○頚椎1番を支点とした下顎骨と頭蓋の重さ
○仙腸関節を支点とした両腕の重さ

吊性系(sling system)における平衝バランスシステム

下顎骨は、建築構造上の免疫機能を果たしながら、側頭筋に吊るされたブランコの状態で、かつ頭全体では頚椎1番を支点にバランスをとる、二重重力平衝調整構造をもっています。構造は、ヤジロベエ式の瞬時に復元するシステムであり、顎関節、頚椎1番、仙腸関節はあらゆる疾患に直接結びつくため、これらの場所は治療における最重要ポイントになります。

人体は、この2つのシステムが互いに影響し合いながらバランスをとっています。足の構造は、支点である距腿関節が後方にあることで前方移動が有利になるようにできています。理想の立位姿勢とは、筋肉を使わない靭帯の張力によるバランス制御にあり、膝裏と股関節前面の靭帯、腰椎前面の前縦靭帯による張りで立ち、体の重心を前に少し腰を反り気味にして、足の指をわずかに踏ん張って立つのが理想です。現代人の足は、靴に圧迫され歩かなくなったため、膝・股関節・背中を曲げ顎を突き出すことで全体のバランスをとることになります。この状態では余分な筋肉の負担がかかり腰・肩・膝などに症状を出してしまいます。

治療は、足趾の腱を刺激し機能を高め、下肢を支える筋力や靭帯の緊張をリリースすることで土台を整え、骨盤システムである股関節、恥骨結合、仙腸関節、腰仙関節の整合を図ります。また屈曲優位になってしまっている膝・股関節・各移行椎(腰仙関節、胸腰移行部、頸胸移行部)もチェックし施術する必要があります。

これまでの状況は矢状面(横から見た身体)での問題ですが、前額面(背中から見た身体)でのS字やC字の歪みは骨盤や下肢での左右差による結果としてとらえ、捻り戻して治すわけではなくその左右差を解消することで対応します。

ここで骨盤帯、特に仙腸関節における仙骨の動き、歪みの発生機転を考えてみます。
仙腸関節は筋肉による自動運動は行わず、関節面と靭帯の形状により一定の動きを強要される関節で、仙骨は股関節を介した腸骨の動きにのみ受動的にきわめて小さい動きをします。仙骨は立位での荷重軸足側ではうなずき運動、相対的に逆は起き上がり運動をします。また歩行時において踵接地期は最も荷重がかかるため、腸骨後方回転と仙骨うなずきによる靭帯性の安定機構が働き、前方への推進すべく立脚期中期では、腎筋や大腰筋など筋性の動的機構により腸骨は前方回転しながら仙骨は起き上がり運動を示します。こうした動きの中で、片寄った立位バランスや歩行の癖が、骨盤帯に一連の歪みを引き起こします。

例えば左に重心をかけて立った場合、左の腸骨は股関節の内転を伴って後方に回転し、その側の仙骨はうなずきます。骨盤帯は、恥骨結合がクランク運動を伴いながら支点の作用をするため、仙腸関節において左右の腸骨はユニットで動き、右側は全く逆に変位することなり、右腸骨は前方に回転しながら外転し、仙骨は起き上がります。そのとき、左の股関節は内転筋の収縮を伴いながら荷重をかけ、内外腹斜筋などにも緊張を伴って、典型的なアンバランスが完成します。このとき、脊柱は一連のパターンでねじれながら上方に影響していき、最終的に頭を中心に戻し目線を平行にしようと上部頚椎が捻れることでアンバランスが完成します。ただしこれらの重力に対する歪みは筋・筋膜によって行われるため、頭に付着する筋肉は頭蓋骨をも歪ませてしまいます。頭蓋骨の歪みは下顎骨の関節面をも歪ませるため、顎のずれや噛み合わせのずれまで引き起こします。

以上のメカニズムの中で外傷などがバランスを崩すきっかけになる場合が多く、歯科治療から噛み合わせのずれが起こり全身に影響するケースの他、頭をぶつける、足首の固着、内臓の機能低下による姿勢変化、仕事での座位姿勢、手の使いすぎによる筋膜の緊張、転倒による内臓への歪力など身体バランスへ影響する原因は人によって様々です。

身体のメカニズムは置性系・吊性系のバランスシステムの中で、様々な原因が元になり、またそれらが重なり合って症状を引き起こしているわけです。

治療は、足から整え骨盤システム(股関節・仙腸関節・恥骨結合・腰仙関節)を整えながら、原因となる元に対する施術をし、最終的には顎と上部頚椎へのアプローチとなります。では何故、顎と上部頚椎と仙腸関節が重要になるのか?支点である仙腸関節もしくは上部頚椎が歪んでいれば、瞬時に復元するためのヤジロベエバランス機構が働かず、また仙腸関節の異常による全ての起居動作への影響や、上部頚椎の異常による脳への血流障害やうっ血による様々な疾患、そして顎ずれからくる頭蓋骨や首への悪影響などが考えられ、これらの異常は即座に身体の変調をきたすのです。

特に頚椎弯曲異常や、上部頚椎異常で起こる小後頭直筋緊張による脳への慢性的な脳虚血状態は、原因が解明されていない本能性高血圧、糖尿病、甲状線機能障害、更年期障害(脳の栄養は動脈内の糖分でしかまかなえないため、脳下垂体から刺激ホルモンを分泌し、身体の変調をきたしてでも脳に血流を促し自らを守ろうとする)、不眠症やその他多くのアレルギー疾患の原因と考えられます。

また、脳うっ血状態は、胸鎖乳突筋の緊張による内頚静脈の圧迫による事が多く、頭蓋内血管の内圧が高まります。拍動性の強い頭痛はここに原因があり、片側の緊張は偏頭痛として現れます。筋の緊張は首の後ろの僧帽筋、頚板状筋、頭半棘筋にも及び、大後頭神経に作用し緊張性頭痛を生むことになります。多くの病態は、これら脳における血流障害がもたらす弊害からくるケースが非常に多様な作用で現れている現象に過ぎません。

全身の重力バランスを整え、最終的に仙腸関節・上部頚椎・顎関節が整い全身の膜系統が整って、血液・リンパ・脳脊髄液そして気が流れれば、健康は回復します。

 

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